守谷市民が、守谷市長就任所信表明(2回目)を読んでみた記事になります。
守谷市が何を目指そうとしているのか、何に向かっているのか、がわかると思ったので、まとめてみました。
#この記事は、おせっかい記事ではないはず。。汗
市長就任所信表明(2期目)
守谷市長は、松丸修久(まつまる のぶひさ)氏になります。
2期目なのですね!再選おめでとうございます!
守谷市のHPは下記の通りです。
本文を引用しつつ、気づいたこと、思ったことをまとめました。
冒頭のはじめには、新型コロナウイルスに関連して、医療従事者・関係者への敬意、亡くなられた方へのお祈り等が述べられてます。
冒頭を読んだ感想は、意外と流行りの単語が多くて驚きでした。
- SDGsの持続可能な開発目標を実現
- デジタルトランスフォーメーションの実現
- 「スマートシティ」のまちづくり
個人的に、単語的にはつくば市っぽく感じましたが(汗)、守谷市も改革に向けて取り組んでいくことがわかりました。
まだ、守谷に引っ越して来て、間も無いので、守谷市の市政には馴染みがないのですが、『第二次守谷市総合計画』というのがあるのですね。
また、まちづくりの3本:『わくわく子育て王国もりや』、『いきいきシニア王国もりや』、『地域主導・住民主導』や
『スマートデジタル王国もりや』、『王国もりや』を加えた『もりやビジョン』の構想があることがわかりました。
「わくわく子育て王国もりや」の実現に向けたまちづくり
「わくわく子育て王国もりや」の実現では以下の7つに取り組むことを示しています。
子育て世代であるつくもりとしては、保育園の充実と学校の教室数不足への対策はとても気になります。
現状、守谷市の待機児童数はそんなにいない(ことになっています)が、守谷駅周辺は、人口が集中しているので、『希望の(駅近の)保育園に入れないのではないか』と心配になります。
公共事業の記事でも書きましたが、令和3年には、認可保育所が4つ、地域型保育が1つ開設されます。
子ども&出生数が多い守谷には必要な対策ですね。とても助かります^^
守谷市の小中学校の概要(こちら)をみると、、、
・黒内小学校:790人、29クラス → 約27人/クラス
・守谷中学校:387人、14クラス → 約28人/クラス
数字を見る限りでは、クラスあたりの人数がとても多いわけではなく感じます。
しかし、近年の人口増加&出生を加味すると、駅近の学校のクラスが足りなくなるということですね。
文科省は令和7年までに、1クラス35人以下を目指しているらしく、この水準に合わせるために、早めの対策が必要ということですね。
個人的に気になったのは、「プログラミング教育を中核としたMORI・TECH(守谷型 EdTech)の推進」です。
仕事柄、多少プログラミングを使用しますが、プログラミングは課題設定が本質なところがあるので、教育(特に、プログラミング的思考の教育)と組み合わせるのが難しいかもな(と誰かが言ってた汗)。
使っている端末や教材は一般的であるし、デジタル化はまあ検索性は良くなりますが、受験を経験した身からして、小中高の勉強は紙が一番だと思う汗
また「企業・団体や地域と連携したプログラミング教育」とあるが、つくば市のようなみんなが知っている研究機関があるわけではないので、守谷市の特色って少し弱い気もしました。。><
#頑張らねば。。!
「いきいきシニア王国もりや」の実現に向けたまちづくり
「いきいきシニア王国もりや」の実現では以下の2つに取り組むことを示しています。
「フレイル」は最近よくみる単語ですね笑 (サルコペニアとかロコモとか)
長寿科学振興財団によると、フレイルとは加齢により心身が老い衰えた状態を指します。
つまり、高齢により、運動ができなくなったり、人との交流が少なくなる状態で、要介護の一歩手前にあるということです。
自宅でできる運動(守谷市HP)やみんなでチャレンジ!早口言葉(守谷市HP)でフレイル予防を呼びかけている?感じですが、実現にはほど遠いかもしれません。。^^;
「地域の公園を活用」とありますが、この手の「環境づくり」は大変では?と思いました。
ちなみに、土塔森林公園にある健康増進用機器?はこんな感じです。
#使ってみれば良い運動になりますが、継続は難しいですね(. .)
介護予防関連に少し関わったことがありますが、高齢な方の自主性はバラバラで、運動の習慣化は結構難しいのです。。
「地域主導・住民主導」によるまちづくり
「地域主導・住民主導」によるまちづくりでは以下の5つを挙げています。
各地域に任せられるところ、任せた良いところは、市から支援を行います。ということでしょうか汗
まだ地域の感覚が無いので、つくもりには自治会くらいしかわかりません。。
つくもりは、一応平成生まれということで、若い世代?なので、自治会や町内会の重要性はいまいちピンと来ません。。汗
地域防犯や災害時の助け合いという観点では重要ですが、現状のほどほどな人間関係で果たして、地域防犯や災害時の助け合いが成立するか疑問です。
守谷市長選の投票率が3割から分かるように、意外と守谷市民はまちづくりに興味がないのかもしれません。
暮らしに不満が無い、従来通り市政にお任せという解釈もできます。
まずは、市民のまちづくりへの関心upからが重要かもしれません。
「スマートデジタル王国もりや」の実現に向けたまちづくり
「スマートデジタル王国もりや」の実現に向けたまちづくりでは以下の5つを挙げています。
スマートシティはギリギリ分かりますが、AI-OCRとRPAは分からん。。(もっと勉強せねば><)
スマートシティは、ICT 等の新技術を活用しつつ、マネジメント(計画、整備、管理・運営等)の高度化により、都市や地域の抱える諸課題の解決を行い、また新たな価値を創出し続ける、持続可能な都市や地域であり、Society 5.0の先行的な実現の場と定義されています。
【内閣府】スマートシティ
OCRは、Optical Character Reader(またはRecognition)の略で、画像データのテキスト部分を認識し、文字データに変換する光学文字認識機能のことを言います。具体的にいうと、紙文書をスキャナーで読み込み、書かれている文字を認識してデジタル化する技術です。
【RICOH】「AI OCR」とは
「AI OCR」は、OCRにAI技術を加えたものです。AI技術を組み合わせることで、機械学習による文字認識率の向上や、帳票フォーマットの設計をせずに、項目を抽出することが可能になりました。
ロボティックプロセスオートメーション(Robotic Process Automation)、通称RPAは、これまで人間のみが対応可能と想定されていた作業、もしくはより高度な作業を、人間に代わって実施できるルールエンジンやAI、機械学習等を含む認知技術を活用して代行・代替する取り組みです。
【野村総合研究所】RPA、および、【日本RPA協会】
#カタカナ語好きなのね〜
行政として「最低限、言及しないといけないこと」と「言及した方が何かと良いこと」が良い感じに混ざり合って、『こんな感じになりました!』感があります^^;
デジタル化は重要なので、ぜひ推進をお願いします^^
単語は可能な限り、市民に理解しやすい感じでお願いします(._.)
引っ越し(転入)、出産で市役所には行きましたが、デジタル化できるところはあまり無いかなという印象でした。
マイナンバーあるのに、毎回氏名・住所・生年月日を書くのは『儀式』だと思っているので、デジタル化は(少なくとも守谷市だけでは)無理かな〜というイメージです。
自治会・町内会の回覧板や資料はデジタルにできると思いますが、デジタルにすると困る方が一定数(しかもかなりの数)いらっしゃると思うので、難しいですよね。。
つくもりは「もりんふぉ」好きなんですよ!^^【もりんふぉ】
行政のアプリってイマイチな印象でしたが、もりんふぉは「市民のためのアプリ」感があって好きなのです。
レポートマップやモリンフォトなど活用して、守谷市を盛り上げて行きたいところです^^
「王国もりや」の未来創り
プラスワンの「王国もりや」の未来創りでは以下の3つを挙げています。
#詰め込みすぎじゃない?汗
プラスワンで言いたかったことは、ふるさと納税と守谷SA&ICの話なのかな。。?
ふるさと納税の増収は、松丸市長1期の功績なんだと思います。
#市的には、「寄付いっぱい集まったよ!!」は言わないのかもしれませんが、、汗
・2016年 寄附金:約6億
・2020年 寄附金:約15億
ふるさと納税はどんどんアピールして行きたいですね^^
守谷サービスエリアスマートインターチェンジ(仮称)は、需要が見込まれる感じなのかな?と思いました。
つくもり的には、谷和原ICで何も不便がないですが、守谷市にもICが欲しいという解釈なのかな?
しかも令和8年度の開通って任期後かもしれないし。。(何なのか。。汗)
よく声にあがる「守谷駅周辺の賑わい」に関しては、かなり難しいのでは?と思う。
#つくもり的には、十分守谷駅は便利です^^ みどりのに住んでいたので^^
駅から少し離れますが、守谷駅東口市有地が良い感じになればという期待はあります。
#みどりのに住んでいた時に、ウィングマルシェみどりのの様子を見ているので、少し消極的。。
おわりに
【松丸修久の実績】を読むと、純粋にすごいな〜と思いました。
#追記(2021年07月):HPが消えた?
守谷市長選で強烈な対抗馬が出なかったのは、やはり松丸市長の実績がすごいからなのかなと思いました。
子育て世代であるつくもり的には「わくわく子育て王国もりや」に期待してます!
子どもがまだ小さいので、保育園に入る時に、やっと守谷市の保育園事情がわかると思います。
守谷市は保育園の入所不承諾数は掲示していますが、待機児童数は公表していません。
(入所不承諾者の方は、第何希望までを出しているのだろうか。。)
厚生労働省の定める「保育所等利用待機児童」は定義がよろしくないので、守谷市独自の指標で、「保育園に入りやすい」ことを示せば、『住みやすい街』『子育てしやすい街』がアピールできるのでは?と思いました^^
(必ず受かるように第何十希望まで申請することを推奨?するよりは、「通いやすい保育園に必ず入られますよ^^」と市が言ってくれた方が、親としては助かる)
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