子育て

私が親から教わらなかったこと7つ【子育て・教育】

私の子どもは変な子になると思う!(断言)
私自身、研究者なので多少なりとも変な人という自覚があります汗
自分の子どもにも、「他人よりも変わっている子(人間)」になってもらいたいので、備忘録として、漠然とした教育方針?をまとめておきます。
(というのも、子どもはまだ小さいので教育も何もできないからです^-^;)
私が親から教わらなかったこと7つをベースに令和時代のつくもり的変態育成論をご参考までに〜〜〜

私が親から教わらなかったこと7つ

私が親から教わらなかったこと
  1. 食べることもトレーニング
  2. 大学受験とはどういうものか
  3. 出身大学よりも専門性
  4. 自分が何者であるかを発信することの大切さ
  5. 「変態」の将来は明るい
  6. お金の勉強をする
  7. 小学生の将来の夢に関わることを全て経験する

もしかしたら、教えてもらったかもしれませんが、上記に関する知識や経験を得たのは大学生院生以降のことなので、あまり「親からの教育」とは思っていません汗

まず、私の親は修士修了(大学院2年で卒業)なので、博士号(ストレートで大学院5年で卒業)のことは教育できません。そこが、私と私の親の大きな違いになります。
博士号を取った人間としては、「何かの専門性を持つこと」の重要性を良く理解していますし、「only oneであること(他人と違うこと)」は大きな強みであると認識してます。

子どもへの教育に関しては、「only oneであること(他人と違うこと)」に力を入れることを目標に、他の家庭では(少なくとも多数ではない)行わないことをたくさん経験させたいと考えています😇
そして、子どもが〇〇したい!という事柄があって、たとえそれが私自身経験がなくても、「一緒にやっていこう(もしくは、専門家を紹介してあげよう)」と言える親になりたいと考えています^-^

1. 食べることもトレーニング

つくもりは、生まれてからこのかた「やせ気味」「ふつう」以外になったことがありません。
#自慢ではありません。。
実をいうと身長もそこまで高くありません。。
父親の身長は日本人男性の平均くらいありますが、私は平均までないのです。。
理由があるとすれば、あまり量を食べない子でした。
#受験期に少し太って「普通」になっただけで、ほとんどやせ気味でした、、今もやせぎみです。

たくさん食べるということに関して、恥ずかしいや遠慮するという気持ちがあったかもしれませんし、太っていることに対して(もしくは、太っている子に対して)変な嫌な気持ちを持っていたと思います。
太っている=悪とまでは思いませんが、「太っていて得することないじゃん!」くらいには思っていたと思います。
特に、足が速かったので、太る=足が遅くなるというイメージがありました。

私が短距離走で速かったのは、小学生まででした。
中学生からは徐々に順位を落とし、足の速いグループというよりもまあ速いグループになってました。
理由がいくつかありますが、当時を思うと、体格差が大きく関わっていると感じています。
足の速い人は皆背が大きかったです。
高校になったら、(特にスポーツの場面では)体格が大きいほどパフォーマンスが良く感じていました。

「吐くまで食べる」という概念

この概念は、(たぶん親にもそうですが、)高校の部活の顧問にも教わらなかったです。汗
吐くまで食べるはさすがに大げさですが、「食べることもトレーニング」と感じたのは、他校との合同合宿で他校の選手が自分の倍近く食べていたのをみた時でした。

身体を大きくするためには、よく寝ることも重要ですが、何よりも食べることが重要だと感じています。(持論です)

自分の子どもには(例えスポーツをしなくても)食べることの重要性は教えていきたいと思ってます。
#栄養バランスというより「量」を重視すると思います!
スポーツは『体格差でパフォーマンスに差が出る』が特にわかりやすいと思っているので、スポーツを通して教えるのも良いですし、単純に親子で一緒に虫取りをして、「パパの方が虫を取れるのなぜか(=身体が大きいから、が理由の1つ)」を考えさせるのもありかなと感じています。

2. 大学受験とはどういうものか

大学受験をしたことのある親であれば、ある程度は子どもに受験を経験させると思います。
「(あなたは)大学受験をなぜするのか」「大学を出ると何が良いのか(or出ないと何が良くないのか)」あたりは、親からぼんやりと聞いた記憶があるのですが、
「(小学生でもわかる)大学受験とはどういうものか」あたりは親から聞いた記憶がありません。
また、教育において、『大学受験を見据えること』と『将来を見据えること』は意味が異なってくる場合があるので、教える側(親)も大学受験がゴールにならないようにしないといけないと考えています。
#我が家の場合は、私立小中にはいかない予定なので、受験は高校からの計画です。

つくもり流「大学受験とはどういうものか」が理解しやすいのは、英語だと思ってます。
特に、英単語を聞く程度であれば、早いうちから始めたいなと思ってます。
計画として未就学児には、簡単な英語の聞き流しを行い、小学生からは大学受験にも通用する英単語の聞き流しをさせたいと思ってます。
#Duo3.0の動画を自作中です〜〜^-^

参考までに、現在はYouTubeの英語動画を毎日聞き流しています☺️

世の中には中学2年生で大学受験の範囲が全て完了する子どもがいる

これには驚きでした。。大汗
(高校生クイズに出ていた高校生がそう言っていました)

ここでは、勉強を先取りすることの重要性を説いたいのではなく、あなたが将来(=高校3年)受験で勝負するであろう受験生の中にはそういった方もいる、ということを理解してほしいと思ってます。
なんとなく、勝負する相手は、学校の友達、もしくは、模試に来ている人くらいな感じでしたが、全国で見ると受験を見据えた教育をしている家庭は多いよ、と子どもには教えたいと思います。
#私は教わりませんでした。

「じゃあ、早くから塾に行かせればいいじゃん」と言われそうですが、我が家は金銭的な理由から塾には行かない(行かせない)かなと思ってます。
また、私にとっては(たぶん子どもにとっても)大学受験はゴールではなく、テストに至ってはただの点取りゲームだと思っています。
なので、「(あなたは)大学受験をなぜするのか」「大学を出ると何が良いのか(or出ないと何が良くないのか)」を子ども説明させた上で、子どもが塾に行きたいと思った時にはじめて塾に行かせれば良いと思っております。
#ゲームと揶揄しているのは、一定の正攻法があるからです。

上記の状態になるのが大体、中学生くらいだと思っているので、その時に私立高校はどうかも視野に入れながら、将来を見据えてくれれば良いと思ってます。
で、後述しますが「勉強だけできた(=テストでは良い点数が取れるだけの)人間」はあまり将来性がないことを知っているので、『テストで良い点数の取り方は知っているが、テストで良い点数を取ることにあまり価値を見出していない』くらいの人間になってほしいと思ってます。

3. 出身大学よりも専門性

博士課程までいった者として、専門家になることは個人の市場価値を高めることであり、出身大学よりも「あなたが何者であるか」をしっかり主張できる方が、有利なことが多いと感じています。
特に科学や技術分野の専門家になることで、大抵は「ライバルがいない状態(=オンリーワンの状態)」になることができます。
#つくもりの父親は修士までなので、修論程度であればわかります。
#修論と博論は全然違います!!😭

大学名よりも有名な先生のラボの所属の方が良い

出身大学は基本的には、どこでも良くて、親の希望としては、「ある分野でトップを走る若手研究者の研究室に入ること」を希望してます^^;  (若手研究者の定義は49歳以下?)
若手研究者が30代であれば、とても良い刺激があると思います。と子どもには伝えます😊

加えて、「博士課程に行っても就職先はたくさんあるよ」と伝えますし、将来の日本は現状の世界のように、博士号取得者の待遇が上がると思ってます。
博士課程の給料に関する制度も充実して来たので、将来は博士を目指しやすい環境になって入ればと思っています。

研究者をお勧めする理由は、研究活動の発表・発信自体が自分が何者かであるかの発信になっており、発信することの重要さ(難しさ)を理解することができます。→4に続く
また、もちろんその発信内容として、私or私の研究内容は他と違う必要があるため、いわゆる『変な人』になることができます。→5に続く

#ネットだと「専門性>出身大学」の考えは賛否両論な感じでした。。なぜだ。。

4. 自分が何者であるかを発信することの大切さ

このブログもそうですが、何かを発信することはすごい頭を使います。
どうやったらフォロワー(読者)がつくのか、どう行った内容がフォロワーを幸せにするのかを知ることができます。
#もっとスマートに「稼ぐ」のであれば、マーケティングの能力も必要になります。

特にSNSやブログなどを使用した発信は、低コストで簡単に始められるので、教育にはもってこいだと思ってます。
7にも少し関連しますが、子どもには私のSNSアカウントを使用して、ある程度の「自分(子ども)の発信」の経験をさせたいと思っています。

発信することで「いかに世間を自分に関心を持たせることの難しさ」その逆の「自分の発信はどれだけ多くの方が見ているか」を学んでもらえたらと思ってます。
もちろん、ネット炎上やネットでの誹謗・中傷は良くないことなので、SNSリテラシーを親子で勉強していけたらとも思ってます。

一生懸命に発信している人を馬鹿にしてはいけない

5にも少し関連しますが、自分が特殊である(と思う)ならば、発信しないともったいない!と思うくらいになってほしいです。
ネットに自分のことをアップすると(特に顔とか)、いじめの原因になると言われますが、自分の子どもには、「発信している人を馬鹿にしてはいけない」と教育したいです。
#一応、私も子どもも顔はネット上にあげない予定です。😌

自分も発信してみて初めて「発信の大変さ」が理解できるので、友達や知り合いのYouTube動画の再生数が100程度だとしても、発信していること、100再生を取れていることに『すげー!』と思えるような子どもになって欲しいです。
#逆にYouTubeに動画をアップしたことないのに「将来の夢はユーチューバー」というのはやめて欲しい😓

5. 「変態」の将来は明るい

#これは、落合陽一氏の本の1フレーズをお借りました^^;

子どもには、ぜひ「変な人」になって欲しいと思ってます。
変というと、良い面と悪い面があるように聞こえますが、変な人と自覚している身からすると良い面の方が多いと思ってます!

漠然とした教育方針ですが『人と違う考えを持つ』人間に育てたいので、人と違う体験をさせたいと思ってます。
専門性を持つのは、大学もしくは大学院からで十分なので、勉強に関しては大学入学できる程度で良いかなと思ってます。
#大学に入学できるレベルが高いとも言えますが、、汗

学習塾に行ってもしょうがない、「みんなと同じになる」だけ

まだ子どもが赤ちゃんなので親として自分の能力を過信している面が多い気がしますが、大学入試レベルまでは教えられる(もしくは、共に勉強できる)と思ってます。
なので、『テストで点を取るテクニックを学ぶ』学習塾には、基本的には行かせず、変態さを際立たせるようなコミュニティ所属が良いかなと思ってます。
#プログラミングならそういったサークルがあります。

最近の入試の傾向が変わったように、暗記や計算に関してはコンピュータの方が得意なので、これからは(科学者と同じ)、全ての資源を提示された上で、ある問題を解決していく能力の方が重要だと思っています。
#全ての資源を提示された上でと言いましたが、お金の制限はあります、、

#私に似るなら、学校の授業だけでテストで良い点が取れる子になると思います😄

6. お金の勉強をする

令和時代において「お金の勉強」は必須科目だと思ってます!
#最近、よく言われるようになりました^-^
#なぜか、私の親は教えてくれませんでした。。

お金の勉強というと「株」や「投資」と思われますが、基本的には株や投資信託を含む「お金の育て方&お金の働かせ方」と「賢い節税方法」だと思ってます。
お金を増やすのは、長い時間が必要なので、子どものうちから勉強していくのが良いのです!(と言われていますね)

と言っても我が家はお金に余裕がある家庭ではないので、少額での投資信託と優待を目的とした株式がベースになると思ってます😅
投資は、長期投資と短期投資に分かれるので、少額の短期投資であれば(初めのうちは)遊び感覚でも良いと思ってます。(もちろん、シミュレーションアプリを使っていきます^-^)

経済や世界情勢を親子で勉強していく

株や投信は、経済・金融のことや世界情勢についてもしていなくてはならないので、株や投信を始めると自然とニュースを見るようになります。そしてニュースの内容を理解し、ある程度、予測をするようになります。

つくもりも株や投信に関しては、初心者なので子どもと一緒に私も株や投信の勉強をしていきたいと思ってます^-^
#「【株たす】親子で勝負!」みたいのをやりたいなと思いますが、そういう個人ブログがないので、あまり教育には向かないのかな〜とか思ったり
※株たす:日本株(現物)のシミュレーションアプリ。手数料無いので現実味が薄い?汗

7. 小学生の将来の夢に関わることを全て経験する

小学生の将来の夢ランキング上位に入ってくるような職業・職種に関しては、小さいうちから(できれば就業前に)全て経験させたいと思ってます。
小学生の将来の夢ランキング関連記事↓↓↓
小学生「将来の夢ランキング」から考える!子どもの夢と親の役割|【11月の教育トピック】
小学生の「将来なりたい職業」集計結果
令和初の小学1年生、将来の夢

スポーツ選手】
どの時代も「小学生の頃は」スポーツ選手になりたい感じなのでしょう^^;
スポーツクラブに入ったり、スクールに入ったりして経験はいくらでもできるでしょう。
職業として(エンターテイナーとして?)スポーツ選手になりたいのか、スポーツが上手くなった先にスポーツ選手になるのか、子どもには問いたいと思います。
個人的には、スポーツは「仲間との息抜き」あたりが一番良いように思います〜〜〜

部活といったら運動系がほとんどですが、根性論・精神論・上下関係のような印象もあるので、「運動はほどほどに」とコメントすると思います。
意外と文化部系の方が将来の役に立ったりするのかしら?

【医師】
(意外と多いな〜〜と思ってしまった汗)
これは親の影響なのかな〜と思ってたりもします。「スポーツ選手はひと握りの人しかなれないから」とか「スポーツが苦手だから頭で勝負」みたな理由で医師や弁護士を勧める親がいるんじゃないかなという見解です。。😅
実は「医師の経験」はどうやったら良いのかわからないので、考え中。。。

つくもりの見解は、医師に限らず、特権(国家資格・免許など)持ちはすごい!と思ってます。
ビジネスにおいて、他の介入を許さず、独占的に行うことができるからです。
また、特権持ちのプレイヤーは頭が良い人たちばかりなので、テクノロジーが特権を無くすような働きではなく、むしろ相乗効果を引き起こし特権がさらに強くなる可能性があるからです。
#これはほんと「免許持ちすげ〜」ってなります。

つくもりは科学者なので、誰でもなれる職業と言えますし、何かをするにも免許などの制限が必要ない職業になります。
なので、子どもへのアドバイスとしては、誰でもなれる職業になるのは、特権を得た後でも良い、と伝えようと思います。
東大のベンチャーの社長に、医者で3Dデザイナー兼プログラマーの方がいたので、そういった道の方がおもしろいと思ってます。
※3Dデザイナーやプログラマーになるために免許はありませんが、3Dデータを使用して『診断ができる』のは医師免許がなくてはなりません。

【研究者】
研究者になりたいなら、博士号が必要だよ^-^と伝えます。
加えて、任期付きの研究者が日本にはたくさんいるよ^-^と伝えます。
一昔前は「海外で経験を積む」みたいなことが言われてましたが、科学や技術は環境依存がないので、現在はどこでも良い(日本でも良い)と思ってます。
#研究資金の潤沢さは日本より海外の方が良い場合があります。
まずは何事にも疑問を持って、実験をたくさんやってみよ〜の精神でいきたいと思います!

【エンジニア】【プログラマー】【IT関連】
エンジニアなら「メカ・ハード」「電気・ローカル通信」「組み込みソフトウェア」で別れますし、
「バックエンド」と「フロントエンド」で違った内容になります。
プログラミングも「組み込み」「アプリ関連」「Web関連」で異なってきますし、
IT関連も「通信」や「システムエンジニア」で異なってきます。
全て簡単な範囲で経験させたいと思ってます。(願望)
男の子なら、ロボットのようなメカメカした感じのことは絶対やりたい!
#大企業のエンジニアは「仕様を決めて、外注する人」になっているので、現場よりではない感じもします。。

【ゲームクリエイター】【イラストレーター】【デザイナー】
ゲームクリエイターはアプリにするなら、プログラミングが必要ですし、ゲームに描画を載せたいなら、イラストレーターのような魅せ方を学ぶ必要があります。
また3Dゲームを作りたいなら3Dデザインの勉強も必要ですし、インターフェースまで考慮したデザイン力も必要になります。
プログラミング教育のほとんどはゲーム作りから始まるので、せっかくならイラストレーターやデザーナーも一緒に経験できたらと思ってます。

【ユーチューバー】
将来の夢=ユーチューバーという小学生でどのくらいYouTubeに動画をアップした経験のある子供がいるのだろうか。。
ましてや、企画・録画・編集・集客(・収益)まで含めた内容を経験した子どもはいるのだろうか。。
経験したら、絶対目指さないと思うんだけどな〜〜〜。
子どもには(一応)ユーチューバーの経験をさせますが、ぜひ「ユーチューバーにはなりたくない」&「むしろ、全人口ユーチューバー(SNSクリエイター)でしょ笑」くらいを発言する人になって欲しい(親バカ)


余談:今回はじめていらすとやの絵を使いましたが、すごい使いやすいですね^-^ 
(なんでも揃ってる!)

コメント